陥入爪のケア
トラブル-爪 公開:2014.8.10
突然ですが、「陥入爪(かんにゅうそう)」になったことはありますか?
フットケアに出会う前の私は、しょっちゅう陥入爪になっていました。
昨日の巻き爪に続き、陥入爪とは。。
・爪のはじが皮膚に食い込み
・皮膚に傷をつけた 状態を言います。
炎症があるので、痛いことが多いです。ときに、化膿したりもします。
「陥入爪」とは、こんな感じ↓
私の場合、陥入爪になった原因は「深爪」でした。
常日頃、フットケアの場で「深爪はせず、スクエアオフに整えましょう!」と言っていますが、なぜなのか??
爪を丸〜く、短く切っていると…つま先の皮膚に大きな負担がかかってしまいます。
上手く切れたつもりでも角に切り残しをつくってしまい、とげ状に残ってしまうこともあります。
このとげが肉に刺さり、炎症やひどい場合には化膿を引き起こします。
原因がこの「深爪」の場合、ポドロジーでは
1)まず、爪を正しい形“スクエアオフ”に伸ばすために切り残しを除去し皮膚を傷つけないようにします。
2)そして、皮膚を保護するために爪との間にコレを入れてあげます。
コポリーネコットンという、うす~いうす~いコットンです。
ティシュペーパーを一枚にしたのより、更にちょっと薄いかも。
こより状にしたり・そのままだったり…と、状態によって変わりますがこれで爪と皮膚に隙間を作ってあげます。
このケアで痛みが軽減される方も少なくありません。
陥入爪になって歩行に支障が出てしまったら、日常生活が楽しくなくなってしまいます。
どうか、深爪をしないようにしてくださいね。
※陥入爪の原因になるものは深爪の他に、サイズの合わない靴・体重の増加・疾患などなど、様々なものがあります。
※炎症が強い・化膿している場合には、専門医による治療を優先して頂きます。上記の写真の例では、まず皮膚科にいって頂きました。